ペグブッシュ抜き&圧入クランプ


自作のブッシュ抜きのタイプ2を造ってありましたので、ご紹介いたします。使用した部品はホームセンターで入手できる物ばかりですし、かなり安価に出来ました。圧入クランプ改造は少々手間な仕事でした。



6角レンチ(4ミリ)は作業時に使います。


使う部品はこんな感じです。外径25ミリ長さ30ミリくらいの塩ビパイプキャップ、径5ミリ長さ50ミリのキャップスクリュー(6角レンチで回すボルト)、ワッシャーと蝶ナット、外径7.8ミリ長さ5ミリのジュラコンスペーサーです。(ジュラコンスペーサーは、内径が4ミリ程度と細いですので、あらかじめ5ミリに広げてあります。)


塩ビパイプキャップには作業監視用の開口部を造っておきます。頂点部にはキャップスクリューを通す5ミリの穴を空けます。開口部の縦方向を切るのには問題無いと思いますが、横方向は鋸が入りませんよね。ドリルで穴をいくつか空けた後にヤスリで仕上げる方法が良いですよ。


ヘッドトップにあたる部分には傷防止のクッションが必要ですね。私は革を貼ってみましたが、使い古しのストラップの流用です。


ジュラコンのスペーサーは、ブッシュ自体に傷をつけない為の物です。


作業開始のセットはこんな感じです。


裏側に装着した6角レンチを保持して蝶ナットを回せば、ネジが引き上げられてブッシュを引っ張り上げます。もしご自身でと思っていらっしゃるのでしたら絶対に気をつけてただきたい事は、貴方のギターのブッシュが接着剤で貼られているかもしれないという事です。蝶ナットを回しているのに、締め付け感ありながらブッシュが上がらなかったり、『ピキッ!』とかの嫌な音が聴こえたりした時には作業をやめて専門家に任せる事をお考え下さい。塗装にヒビが入ったり、つき板が割れてしまう事もあったりします。有名メーカーのものは製造時に接着剤を入れる事はほぼありませんが、ご注意をお勧めいたします。

画像のような感じに苦もなく上がってくれば、まず大丈夫でしょう。


すっぽり抜けた画像です。


新しいブッシュを入れているところです。ハンマーで叩き入れる事を好みませんので、クランプで圧入します。


クランプが外れないのは。。。


こんな感じに改造しているからです。


クランプのホールド部です。ブッシュに通す軸をジュラコンスペーサーを通してから受け台に固定。軸は壊れたペグのポストを流用しています。


木でクランプの受け台を自作しています。次の画像で落とし込み加工しているのが確認いただけると思いますが、この加工は難しいので板状でお造りいただき、エポキシ接着剤で接着しても大丈夫かなと思います。


固定は裏側からポストにギアを固定するネジで固定します。こいつをクランプに両面テープで取り付けています。