Repair File #502

K.Yairi 120-LOC (46890)

ご依頼内容

お任せチューン

必要と思われた処置

ナット交換(牛骨)、サドル交換(牛骨)、フレットすり合わせ、ブリッジピンホール修正

あくまでも個人的な感想

手に入れられたのちにナットとサドルを交換されたとの事ですが、1Fの弦高はバラバラ、造りも非常に甘い状態でした。セッティングをするという意志は残念ながら感じる事の出来ない状態です。処置後はハカランダらしく軽快に音が飛び、反応も速くなりました。オーナーさんからは『良い意味ではしたないほど鳴ります。』というご感想をいただきました。北海道からのご依頼でした。

 

 

上が処置前、下が交換後です。処置前ナットのトップ部は最初の交換後にオーナーさん自ら削ったそうです。という事は弦がかなりナットに潜っていたのでしょうね。よく見ると底面の角度が合っていませんね。

処置前のナットの1弦の溝です。溝の汚れから判断すると、弦は溝の全面に乗っています。これでは音が詰まってしまいます。

 

左が処置前、右が交換後です。サドルに大きな問題は無いようですが、折角ですから作り直しました。ピンもキチンとフィットさせてあります。

フレットはこの程度の減りでしたら、音にそれほど悪影響は与えていないと思いますが、この際ですからすり合わせでフレッシュな状態にいたしました。