Repair File #506

 Martin D-35 (528757)

 

ご依頼内容

バズは無いがフレットの減りが激しい。ナットに弦がもぐり過ぎている感じがするし、サドルにも弦で溝が出来ている。1弦の音がちょっとくもっているような…感じがする。

必要と思われた処置

フレット交換、ナット交換、サドル交換、ブリッジピンホール修正

あくまでも個人的な感想

フレットは既に交換時期を過ぎていました。ネックに歪みもあります。1Fの弦高がバラバラにされていますが、お求め前に処置されていたようです。2弦が0.4ミリ、5弦が0.2ミリという状態で、ひどいバランスです。1弦のくもりはナットにも原因がありますね。処置後はプレーンのくもりが完全に無くなり、軽いタッチで反応する気持ちの良い音に、カタログに記載されている通り『ブリリアント』な音になりました。オーナーさんからは、『すっ・・素晴らしい・・・癒されるぅ〜・・・弾きやすい!!ブリリアント!!ベストなバランス!!これぞ ”KING OF D−35”』というお言葉を頂戴いたしました。佐賀からの依頼でした。今後の為にと沢山のご質問を受けましたが、『メールを読んで、それを肴に酒が飲めます。(笑)』との事でした。

 

6弦側と1弦側の状態が異なる『ネジレ』が起きていますね。アジャストでネック調整し、フレットを抜いて、指板を削って修正します。ネック調整は削る量が最も少なくてすむような状態にアジャストします。

 

フレットの交換時にはナットの交換が必要となります。

折角ですのでサドルも新調いたしました。